装いの美

明治の美人画

4月29日(金・祝)〜5月29日(日)

会期中休館日
5月2日(月)・9日(月)・16日(月)・23日

洋の東西、古今を問わず女性たちは美しくありたいと願い、その理想像が絵画や彫刻となり芸術の一端を担ってきました。浮世絵の発生も、遊女たちの美しい姿を描いた近世初期風俗画から派生し、美人画という一ジャンルを築き、数多くの美人画を得意とする絵師が出現しました。
遊歩がしたそう 昼夜廿四時 堀切の菖蒲
月岡芳年
風俗三十二相 遊歩がしたそう
豊原国周
見立昼夜廿四時之内 午後二時
月岡芳年
東京自慢十二ヶ月 五月 堀切の菖蒲
江戸幕府から明治の世になると様々な変革が起こりました。外国からは多様な文化が取り入れられ、文明開化の機運が高まり、それにつれて、新しい流行が次々と生まれました。

江戸時代を通して発達した日本独特の結髪。
しかしそれも、明治16年(1883)の鹿鳴館の建設を契機として洋装洋髪の人々が日常で見られる世となりました。以後浮世絵には、洋装のハイカラな女性たちが登場することとなります。
一方、この頃の女性は和装が一般的で、近代的に溌剌とした艶やかさを醸し出す和装の女性の姿が浮世絵に残されています。

新しい文化と江戸からの伝統を残す文化、二つの文化を反映した、明治の女性たちの姿をご覧ください。


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